2016年3月のジュネーブモーターショーでフルモデルチェンジを果たした、アウディ『A4アバント』。その最強モデルとなる『RS4アバント』がニュルブルクリンクで圧巻の走りを見せた。
フォーリングスのエンブレムも装着され、いよいよ最後のテストだと感じさせる迫力のボディが確認できる。まだ多少の擬装は施されているものの、大口エアダクト、ツインエキゾーストパイプ、大径アロイホール、リップスポイラー、そして低められた車高などによって「RS」らしいアグレッシブな外観に仕上がっているのがわかる。
パワートレインには、現行モデルの4.2リットルV型8気筒エンジンをダウンサイジングした、新開発の3リットルV型6気筒ターボが搭載される見込みだが、最高馬力は510psとも噂され、BMW『M3』やメルセデス『AMG C63』以上のパフォーマンスが期待出来そうだ。
ワールドプレミアは当初噂された2017年から早まり、2016年内の可能性もあると言う。
《text:子俣有司@アポロニュースサービス》