国土交通省は、貸切バスに装着を義務付けるドライブレコーダーの性能について検討を開始すると発表した。
「軽井沢スキーバス事故対策検討委員会」がまとめた中間整理で、貸切バス事業者にドライブレコーダーによる映像の記録・保存義務化が盛り込まれた。これを受けて、義務付けるべき機器の性能など、具体的な義務内容について検討する。
「次世代運行管理・支援システムについての検討会」の下に「貸切バスに装着義務化するドライブレコーダーに関するワーキンググループ」を設置し、貸切バス事業者がドライバーに対して効果的な指導監督に活用することを目的としたドライブレコーダーの性能要件を検討する。ワーキンググループは、今秋までに性能要件案をとりまとめる予定。
《text:レスポンス編集部》