ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは5月24日、ホンダの米国オハイオ州の専用工場において、新型『NSX』の量産を開始した、と発表した。
新世代のハイブリッドスーパーカーとして、復活を遂げたNSX。新型の生産は、米国オハイオ州メアリーズビルに新設された「パフォーマンス・マニュファクチャリング・センター」だけで行われる。
パフォーマンス・マニュファクチャリング・センターは、世界基準の最新工場。優れた生産品質にクラフトマンシップ、技術革新を併せ持つ。
また、3.5リットルV型6気筒ツインターボエンジンは、オハイオ州のアナ・エンジン工場で生産。職人の手作業により、組み立てられる。
新型NSXの米国での受注は、2月25日に開始。米国ベース価格は、15万6000ドル(約1575万円)。今回、ラインオフした量産第一号車は、ボディカラーがバレンシアレッドパール。チャリティオークションにおいて、120万ドル(約1億3200万円)で落札したリック・ヘンドリック氏に引き渡されている。
《text:森脇稔》