フォルクスワーゲンが2012年のサンパウロモーターショーで公開した、新たなコンパクトSUV『タイグン』。その市販モデルに向けたプロトタイプを初めてカメラが捉えた。
この試作車はまだ『ゴルフ』のミュールボディのため、市販モデルの詳細は不明だが、関係者の話しによれば、エクステリアデザインには「タイグン」より、2016年ジュネーブモーターショーで公開された、『Tクロス ブリーズ』の影響を受けたものになると言う。
『ポロ』次期型ベースで開発が進んでおり、同じ「MQB」モジュラープラットフォームを採用。パワートレインには1リットル直列4気筒DOHCインタークーラー付きターボエンジンが搭載される可能性が高い事も分かっている。
またエージェントのレポートによると、この市販モデルのワールドプレミアは2017年秋頃と記されている。
《text：子俣有司＠アポロニュースサービス》