スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは5月18日、ボルボ『コンセプト40.1』を初公開した。
ボルボカーズのSUVには、『XC90』や『XC60』がある。コンセプト40.1は、XC60の下に位置するボルボカーズの小型SUVを示唆したコンセプトカーとなる。
コンセプト40.1には、ボルボカーズが新開発した車台、「CMA」(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)を採用。新型XC90や新型『S90』、新型『V90』に使用されている「SPA」(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)よりも、ひと回り小さいコンパクトカー用の車台となる。
ボルボカーズのSUVらしいフォルムが与えられたコンセプト40.1。ブラックルーフがアクセント。ヘッドライトのデザインなどには、最新ボルボ車のアイデンティティが表現された。
ボルボカーズは、コンセプト40.1の考え方を反映させた市販車を、2017年に量産に移す予定。パワートレインには、「ツインエンジン」と呼ばれるプラグインハイブリッド(PHV)およびEVも設定する計画。
《text:森脇稔》