スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは5月18日、スウェーデンにおいて、ボルボ『コンセプト40.2』を発表した。
今回ボルボカーズは、同時に『コンセプト40.1』を初公開。両車は、ボルボの「40シリーズ」の次世代モデルを提案したコンセプトカー。コンセプト40.1は小型SUV、コンセプト40.2は小型セダンとなる。
コンセプト40.2には、コンセプト40.1同様、ボルボカーズが新開発した車台、「CMA」(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)を導入。新型XC90や新型『S90』、新型『V90』用の「SPA」(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)よりも、ひと回り小さいコンパクトカー用の車台となる。
コンセプト40.2の外観は、SUVのコンセプト40.1と同じ大径タイヤ&ホイールが装着されているのが目を引く。ボルボカーズが2015年1月、デトロイトモーターショー15で初公開した『S60クロスカントリー』同様、セダンとSUVを融合させた雰囲気を持つ。
ボルボカーズは、コンセプト40.2の考え方を反映させた市販車を、2017年に量産に移す計画。パワートレインには、「ツインエンジン」と呼ばれるプラグインハイブリッド(PHV)およびEVもラインナップされる。
《text:森脇稔》