カーエレクトロニクス関連の注目製品や気になる話題を取り上げている当コーナー。今月は、「“あると便利な電装小物”特集」と題し、ちょっとしたお役立ち品を、厳選してご紹介していこうと思う。今週は、「リール」タイプの充電アイテムを3機種フィーチャーする。
ドライブ中のスマホやタブレットの充電には、何をお使いだろうか。カーナビやオーディオメインユニットにUSB端子が備わっていれば、それを活用することになるだろうが、ナビを必要としない方や、お使いのナビにUSB端子が備わっていないとしたら、なんらかのアイテムを導入する必要がある。
さまざまな充電アイテムがあるのだが、定番グッズといえばこの、「リール式充電器」だろう。
当タイプの最大のメリットは、使用しないときにはコードを簡単に収納できること。このシンプルなメリットが、相当に効く。コード類はなにかと邪魔だ。必要ないときは目に付かないところにしまっておきたいが、いちいちまとめてグローブボックスに入れるのは面倒だ。都度、さっと巻き取れるのであれば、これほど便利なことはない。
具体的にはどのようなものがあるのか、代表的な「リール式充電器」(microUSB)を3タイプ、ご紹介していく。デザインやカラーで、気になるものをセレクトしてほしい。
まずは、[写真1]の槌屋ヤック『microUSBリール充電器2.4A』(品番:TP180、価格:オープン)から。
こちらはシンプルなブラックカラータイプ。リールコード長は約70cm。通電確認用のブルーのLEDランプを備えている。最大許容出力電流は約2.4A。DC12V専用モデルだ。
続いては、[写真2]のセイワ『リールチャージャーX3』(品番:D406、価格:オープン)。
こちらは、ブラック×レッド(品番:D406)のほかに、ブラック×ブルー(品番:D405)、ホワイト(品番:D407)の計3タイプがラインナップしている。リール長は最大約90cm、通電確認用のLEDはレッド(他の2モデルはブルー)、DC12/24V車の両方に対応している。
そして最後にご紹介するのは、[写真3]の星光産業『EM-103バーチカルリールソケット1』(品番:EM-103、価格:オープン)。
当アイテムは、12Vの2連ソケットと5Vのリールコード式microUSBを備えたタイプ。なお本体部分は、首振り・回転するので向きを自在に変えられる。他の電装品用にソケットを増設したい方は、こちらを。
《text:太田祥三》