アストンマーティンが2016年4月15日に欧州で発表した限定モデル、『ヴァンテージGT8』が、非公式での高速アタックのため早くも独ニュルブルクリンクにあらわれた。
パワートレインは4.7リットルV型8気筒を搭載し、最高出力は446psを発揮、0-100km/hは「V8ヴァンテージ」より0.3秒早い4.5秒というGT8。トランスミッションには、6速MT又は、パドルシフト付き7速「スポーツシフト」を選べ、限定150台が生産される。
その姿を捉えたカメラマンによると、ライバルのポルシェ『911GT3 RS』に比べるとスペック上は馬力や0-100km/h加速が劣るものの、高速での車体バランスが絶妙だったと言う。
ベースの『ヴァンテージ』と比較し100kgの軽量化を果たしたカーボンボディに、カーボンファイバー製エアロキットを装着。公道とサーキット、あらゆる状況での走りに対応させた車体の賜物だろう。
《text:子俣有司@アポロニュースサービス》