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【モータースポーツジャパン16】現役女子大生から鍼灸師まで…マツダの女性レーサー育成プロジェクト2期生の素顔

自動車ニュース

「マツダ・ウイメン イン モータースポーツ プロジェクト 2016」2期生精鋭9名全 11 枚写真をすべて見る

16日、マツダが発表した「マツダ・ウイメン イン モータースポーツ プロジェクト 2016」の第2期生は、ドライバー枠が5名、研修生枠が4名の合計9名の精鋭たちだ。

趣味のレース活動や仕事のスキルを活かすべく応募した者もいれば、親ゆずりの夢を追う者もいる。彼女たちの素顔をさぐるべく全員にコメントをお願いした。

・集合写真前列左から:

吉江優美さん(研究生)
10年くらい前ですが整備士を目指して勉強したことがあるので、メカニックの研究生として応募しました。整備の資格や業務経験はありませんが、今回のプロジェクトでマツダさんのチームで修行ができるということでがんばりたいです。GT選手権が好きなので、GTカーの整備ができたらいいですね。

服部絢子さん(研究生)
私は、レースマネジメントやマーケティングの部分でレースをサポートしたいと思って応募しました。もともとモータースポーツが大好きで、英国に留学したときもレースマネジメントの職を探したりもしてました。留学や英語の経験を生かしてチームに貢献できるようになりたいです。

後藤瑞季さん(研究生)
鍼灸師をしているのですが、縁があってGT選手権の選手のマッサージやケアをすることがあったので、東洋医学でレーサーを体調管理やメンタル面のサポートなどを研究したいなと思って応募しました。海外では針やマッサージでヘルスケアをする選手はいるのですが、国内はまだ少ないようなので、広めたいですね。

大平夢見さん(研究生)
普段は商社で貿易の仕事をしています。栄養学を学んでいるので、ドライバーの体作りやフィジカルサポートをしていきたいと思っています。物心ついたときから車好きでした。

・集合写真後列左から:

猪爪杏奈さん(ドライバー)
大学4年でスポーツ科学を専攻していますが、父といっしょに『リーフ』のEVレースを追っていて、シリーズ4位。表彰台の経験もあります。昨年、BMW『i3』で参戦していた1期生の選手に話を聞いて、応募しました。体力には自信があるので、井原さんのようにルマン耐久レースに出たいですね。あと、レースで父を超えることも。

山本絵里子さん(ドライバー)
職業は弁護士なんです。元はバイクレースをやっていたのですが、去年から4輪も始めて、富士スピードウェイのロードスターカップに出ています。周りには速い人がたくさんいるので、負けないように食らいついていきます。

久保川澄花さん(ドライバー)
お魚屋さん(水産物の輸入業務)です! 車の運転は都バス運転手だった父親の影響ですね。ドリフトでは全日本女子チャンピオン3年連続でとっています。結婚・出産で一時遠ざかっていたのですが、子どもにまたがんばってる姿をみせたいなと思って…。とりあえずMX-5カップ(今年から北米で始まるロードスターのワンメークレース)を目指し、目標は井原選手を超えること(笑)。そして、女子だけの耐久チームでレースに参加することです。

大石真美さん(ドライバー)
田舎の会社でOLをしています(笑)。車ではなく馬なんですが、馬術競技では国体4位になったこともあります。とにかく世界最速のドライバーになりたいと思って応募しました。草レースの経験はありますが、タイムアタック系のカテゴリに興味があります。

古本舞桜さん(ドライバー)
広島大学3年生です。自動車部でジムカーナとダートラをやっています。車はデミオの競技仕様車なんですが、普段の街乗りにも使っています。

《text:中尾真二》

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