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【ジュネーブモーターショー16】デンマーク初のスーパーカー、ゼンヴォ が進化…最高速375km/h

自動車ニュース

ゼンヴォ TS1(ジュネーブモーターショー16)全 8 枚写真をすべて見る

デンマークのゼンヴォ(ZENVO)オートモーティブ社は3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16において、ゼンヴォ『TS1』を初公開した。

ゼンヴォオートモーティブ社は、デンマーク・コペンハーゲン近郊に本拠を置く新興メーカー。2004年から、デンマーク初のスーパーカーの開発に取り組んできた。そして2009年、最初のスーパーカーとして、ゼンヴォ『ST1』を発表する。

大胆にエッジを効かせたフォルムは、既存のスーパーカーにはない斬新なデザイン。ボディサイズは全長4665×全幅2041×全高1198mm、ホイールベース3055mm。スチール製スペースフレームにカーボンファイバー製ボディを載せる手法により、車重は1688kgに仕上げられた。

ジュネーブモーターショー16で初公開されたゼンヴォTS1は、ST1の進化モデル。車名の変更だけにとどまらず、外観はエアロダイナミクス性能を中心に改良が施されている。

ミッドシップに搭載されるのは、自社で新開発した5.9リットルV型8気筒スーパーチャージャー。従来のGM製の6.8リットルV型8気筒ツインチャージャーエンジンを置き換えた。パワースペックは公表されていないが、2個のスーパーチャージャーで過給。トランスミッションは、パドルシフトの7速。最高速は375km/h(リミッター作動)に到達する。

《text:森脇稔》

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