スウェーデンのスーパーカーメーカー、ケーニグセグ(Koenigsegg)社は、3月1日に開幕したジュネーブモーターショー16において、新型スーパーカー『レゲーラ』の量産モデルを初公開した。
レゲーラはジュネーブモーターショー14に、コンセプトカーとして出品。プラグインハイブリッド(PHV)パワートレインによって、強大なパワーを獲得している。
ミッドシップに搭載されるエンジンは、5.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ。最大出力1100hp、最大トルク127.5kgmを発生する。モーターは合計3個。後輪左右用に各1個、残るひとつは、エンジンのクランク部分にレイアウト。このモーターが、低回転域のエンジントルク不足を補い、エンジンスターターとしても機能する。
レゲーラは、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、最大出力1500hp以上、最大トルク204kgm以上を獲得。ケーニグセグによると、0‐400km/hは20秒以下、150‐250km/h加速は約3.2秒の性能を可能にしているという。
《text:ショーカーライブラリー》