フランスの自動車大手、ルノーは2月3日、インドで開幕したデリーモーターショー(オートエキスポ)16において、コンセプトカーの『クウィッド・レーサー』を初公開した。
同車はルノーが2015年5月、インドで発表した新型車、『クウィッド』(KWID)をベースに開発されたコンセプトカー。クウィッドは小型のクロスオーバー車で、インドなどの新興国をはじめ、世界市場に投入を予定する。
ボディサイズは、全長3680×全幅1580mm。欧州Aセグメントに属する小型クロスオーバー車となる。最低地上高は、180mmを確保。前後オーバーハングを切り詰めたデザインを採用する。
デリーモーターショー16で初公開されたのが、クウィッド・レーサー。市販車のクウィッドをベースに、サーキット仕様を提案する。
外観は、18インチアルミホイールにワイドタイヤ、エアロパーツを装備。室内には、バケットシートと4点式シートベルト、ロールケージ、データロガーなどが組み込まれた。アルカンターラやアルミ、カーボンなどの素材も使用されている。
《text:森脇稔》