日産自動車の米国法人、北米日産は2月11日(日本時間2月12日未明)、米国で開幕したシカゴモーターショー16において、新型『アルマーダ』を初公開した。
アルマーダは2003年に発表。日産の北米向けフルサイズSUVで、日産の大型ピックアップトラック、『タイタン』の車台をベースに開発された。
今回、シカゴモーターショー16で初公開された新型は、2世代目モデル。日産が主に中東市場で販売している大型SUV、『パトロール』が、米国に新型アルマーダとして導入される。
新型アルマーダとパトロールの違いは少ない。外観はパトロールに対して、フロントグリルがアルマーダ専用デザインに変更された程度。パトロールでは横基調のメッキグリルが、新型アルマーダではブラックアウトされた。
新型アルマーダは、パワートレインもパトロール譲り。5.6リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力390hpを発生する。トランスミッションは、7速ATを組み合わせている。
《text:森脇稔》