マツダは12日、本社宇品第1工場で、新型3列ミッドサイズクロスオーバーSUV新型『CX-9』の生産を開始した。生産されたCX-9は、アメリカおよびカナダ市場向けで、16年春より、北米から順次販売を開始する予定だ。
CX-9は2006年4月、ニューヨークモーターショー06でデビュー。『CX-7』(生産終了)よりもひと回り大きいSUVで、3列シートを装備するのが特徴だ。2012年10月から新世代デザインの「魂動」が導入されている。 ロサンゼルスモーターショー15で初公開された新型は、2世代目モデル。
また本社工場では、同車の生産開始にあわせて、新開発の2.5リットル直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」の生産も開始した。
《text:徳田龍磨》