イタリアのフィアットは2月3日、インドで開幕したデリーモーターショー(オートエキスポ)16において、『プント・ピュア』を初公開した。
2014年夏、フィアットはインドで『プント・エボ』を発表。外装を中心にした『プント』(『グランデプント』)の大幅改良を機に、車名をプント・エボに改めた。
デリーモーターショー16で初公開されたプント・ピュアは、大幅改良前のプント。プント・エボの登場でラインナップから消えていたプントが、新たにプント・ピュアの車名で、およそ2年ぶりに復活を果たした。
プント・ピュアの商品内容は、基本的に旧プントと同じ。プント・エボに対しては、スチールホイールや一部ボディの樹脂製パーツなどにより、割安な価格を実現する。
フィアットはプント・エボと、プント・ピュアの2つのプントで、インドの顧客へのアピールを強化していく。
《text:森脇稔》