フォルクスワーゲンが2015年の上海モーターショーでワールドプレミアをした、次世代最上級サルーン『Cクーペ GTE』。その市販モデルのプロトタイプと思われる車両を始めて捕捉した。
ヘッドライトの半リング状のLEDライトやその下のウィンカーランプがコンセプトモデルと酷似しているのが分かる。リアコンビランプの形状はカモフラージュされて細部は不明だが、透けて見える部分からは異なったデザインが採用されている可能性がある。
一方、クーペ風の流れるようなルーフラインはそのままに、全長5mを超えるボディは存在感抜群だ。
パワートレインは210psを発揮する、直列4気筒ガソリンターボ「TSI」。モーターを合わせたシステムでは、最大245psを発揮するプラグインハイブリッドで、0-100km/h加速は8.6秒、最高速度は232km/hという。さらにEVモードでの走行距離は最大50kmに達する。
この市販モデルのワールドプレミアは2017年を目指すと言う。
《text:子俣有司@アポロニュースサービス》