アクセスランキング

DIATONEメーカーデモカーの “聴きどころ”をCheck! Part.1 Mercedes-Benz A180 Sports<前編>

カーオーディオカーオーディオ特集記事

DIATONEデモカー Mercedes-Benz A180 Sports全 5 枚写真をすべて見る

カーオーディオの楽しさと、DIATONEサウンドの迫力をアピールすべく、全国を駆け巡っているDIATONEのメーカーデモカー。それらを取材し、それぞれの“聴きどころ”をリポートしていく。当記事を読んだ後に各車を聴けば、良さがよりはっきりとわかるはず。要Check!

まずはこちら、「Mercedes-Benz A180 Sports」からご紹介していこう。

搭載システムは以下のとおりだ。ソースユニットが『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ100PREMI』、フロントスピーカーが『DIATONE・DS-G500』、サブウーファーが『DIATONE・SW-G50』(サブウーファーを駆動するパワーアンプは、カロッツェリア・PRS-D700)、という陣営だ。フロントスピーカーを鳴らすための外部アンプは用いていない。

なお、フロントスピーカーの駆動方式には、“マルチアンプ接続”が採用されている。内蔵アンプの1chずつを、スピーカーユニットごとに個別にあてがうというスタイルだ。

ところで『DIATONE SOUND.NAVI』ならば、パッシブクロスオーバーネットワークを使ったシステム(パワーアンプの2chだけでフロントの4スピーカーを鳴らすシステム)でも、フロントの4スピーカーの「タイムアライメント」等を緻密にコントロール可能だ。しかしこのクルマでは、よりパワフルにスピーカーを駆動することが重視され、敢えて“マルチアンプ接続”が選択されているのである。

というわけで、このクルマの1つ目の“聴きどころ”は、

「DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ100PREMIの内蔵アンプの底力」

である。名機『DS-G500』を、内蔵アンプでどこまで鳴らし切れるのか。まずはここに注目すべきだ。

ちなみに、『DIATONE SOUND.NAVI』のスタンダードモデル“NR-MZ100”では、“マルチアンプ接続”はできない。つまり、“PREMI”ならではのシステムレイアウトが取られている。さらに“PREMI”では、「イコライザー」も、より詳細な設定ができる。かくして、2つ目の“聴きどころ”は、

「スタンダード機とはひと味違う、“PREMI”ならではの凄さ」

ということになる。

そしてもう1点。

「トゥイーターからサブウーファーまでの振動板が同一素材であることの、サウンドの一体感」

も、“聴きどころ”だ。高音担当のトゥイーターと、中低音担当のミッドウーファーでは、役割が違うために振動板素材が変えられることが多いが、そうするとトゥイーターとミッドウーファーで音色の違いが生まれがちだ。しかしこのクルマのシステムでは、トゥイーターからサブウーファーまですべてにおいて振動板が同素材。そのメリットがどのように発揮されるのかにも、大いに注目したいところだ。

さて、実際に音を聴いてみて、それらはどうだったのかというと…。

まずは、フロントスピーカーの鳴りっぷりの良さに驚かされた。外部アンプを用いていないにもかかわらず、生き生きとサウンドを紡ぎ出す。外部アンプで鳴らしたらどうなるのか、という期待感も高まるが、まずはこれを聴いている限りで不満に思うことは何もない。十分にエネルギッシュで、十分に説得力あるサウンドが聴けている。

そして、音の一体感たるや、さすがのレベルだ。重低音から高音までが渾然一体となり、結果、リアルなステージが目の前に広がっている。このリアルさは、2ウェイ+サブウーファーシステム全体のサウンドが、完全にシンクロしているからこそ、であろう。

さて、今週はひとまずここまでとさせていただく。次週、さらに詳細なインプレッション・リポートをお伝えしながら、それ以外の“聴きどころ”についてもリポートしていく。次週もお読み逃しなく。

《text:太田祥三》

関連記事

  1. スバル車専用『DIATONE SOUND SPEAKER』が新登場! その音を実体験! パート1 概要解説

    カーオーディオ特集記事
  2. スバル車専用『DIATONE SOUND SPEAKER』が新登場! その音を実体験! パート2 インプレッション・リポート

    カーオーディオ特集記事
  3. ダイハツ純正オプションスピーカー『DIATONE SOUND SPEAKER』を聴く! 前編 特長解説

    カーオーディオ特集記事
  4. ダイハツ純正オプションスピーカー『DIATONE SOUND SPEAKER』を聴く! 後編 インプレッション・リポート

    カーオーディオ特集記事

編集部ピックアップ

TOP