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家族のきずなや命の大切さ三行詩に…心温まる12作品が受賞

教育教育

受賞作品(文部科学大臣賞)全 4 枚写真をすべて見る

 文部科学省は、日本PTA全国協議会との共催により実施した「家庭で話そう!我が家のルール・家族のきずな・命の大切さ」三行詩募集について、優秀作品を発表した。3月30日に、文部科学省で表彰式が行われる。

 文部科学大臣賞「小学生の部」は石川県羽咋市の小学校1年 仙崎志歩さんの「おやつにもらったチョコレート。 かぞくにわけたらちいさくなった。 でも、みんなのしあわせおおきくなった。」、「中学生の部」では島根県益田市の中学校3年 青木嶺斗「泥棒ですか? 母のツッコミ ただいまというまでやりなおし」が受賞した。その他の受賞作品についても文部科学省のホームページに掲載されている。

 「家庭で話そう!我が家のルール・家族のきずな・命の大切さ」三行詩募集は、文部科学省がすすめている「楽しい子育て全国キャンペーン」の一環として行われた。家族の会話やコミュニケーションから育まれるきずなや家庭のルール、子どもたちの基本的な生活習慣づくりなど、家庭教育の大切さや命の大切さについて、親子や家族で話し合い、一緒に取り組むことを社会全体で呼び掛けていくことを目的としている。

 作品の募集は、平成27年7月1日~9月10日まで行われ、14万9,669作品が寄せられた。その中から、「文部科学大臣賞」「厚生労働大臣賞」「公益社団法人日本PTA全国協議会会長賞」「『早寝早起き朝ごはん』全国協議会会長賞」の4つの賞について、小学生の部、中学生の部、一般の部から各1作品、全12作品を選出。そのほかに、佳作17作品が選出された。

 3月30日に文部科学省で、表彰式と受賞者交流会が予定されている。さらに、優秀作品については、文部科学省や日本PTA全国協議会のホームページに掲載され、家庭教育支援に関する資料などにおいて活用されるという。

《text:外岡紘代》

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