トヨタとBMWが共同開発を進める、次世代スポーツカーの生産モデルと思われるプロトタイプの初捕捉に成功した。
日中の新車テストチームが去った深夜のスカンジナビアに、ひっそりと現れたのは、BMW版として発売される『Z5』で、『Z4』の後継モデルとなる。トヨタ版は『スープラ』次世代モデルとして、発売が予想されている。
この共同開発モデルの軽量シャーシとパワーユニットはBMWが担当すると言われ、3リットル、直列6気筒ターボ他がラインナップされ、トヨタ版にも搭載される事になる。また、頂点には425psを発揮する『Z5 M』も期待される。
エクステリアデザインの詳細は、重いカモフラージュによって不明ながら、ソフトトップを持つロードスタータイプであることがわかる。写真で判断すると、Z4に比べ全幅、ホイールベースなどが長く、一回り大きいボディサイズとなることが予想される。
トヨタ版、BMW版共にワールドプレミアは、2017年春が有力視されている。
《text:子俣有司@アポロニュースサービス》