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『スロットルコントローラー』つけてみた!

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昨日に引き続きつけてみた!シリーズ第2弾はクルマのアクセル開閉度を電子的に変えるスロットルコントローラーです。

運転していて常時気を使うことの一つにアクセルワークがあります。車間や上り坂、下り坂で流れに合わせてアクセルを踏んだり離したり。目的地までの走行距離が長ければ長いほどその回数は激増する。空いている高速道路であればクルマによってはクルーズコントローラーを使えばアクセルを踏む必要は無くなるのだが、何故かそのクルーズコントローラーを信用出来ない筆者はほとんど使用しない。そんな中、電子的にアクセル開閉度を変えられるスロットルコントローラーの存在を知ってデモカーに装着してみた。

装着したのはpivotのスロットルコントローラー。スポーツモード7段階、エコモード5段階と好みに合わせて調整が可能な機種。デモカーにはVW専用ハーネスを間に噛ませて、本体の電源をOBDカプラーから取れば完了する。

なにぶんスロットルコントローラーを装着するのが初めてだったので、比較的安価だったこととエンジンをOFFにすれば設定がノーマルに戻るということでこの機種にした。スロットルコントローラーを付けたことを忘れて踏み込んでしまう危険性を考慮したのは内緒だ。

では実際の感触はどうなのか? 一番変化の大きいSPORTS7で走ってみたのだが、端的に言えば違うクルマに生まれ変わる。同じエンジンなのに大排気量に変わったような感覚で、いつもと同じように踏み込むと怖いぐらいの加速で走り出した。HPにあるデータを見るとアクセルを50%踏むとノーマルでベタ踏み状態となるそうで、通常は触るような感覚で停止状態からクルマが走り出す。高速の合流も軽く踏むだけで加速してくれるので流れに乗るのが非常に楽。上り坂でも余裕で加速できるし運転が荒くなることも無い。慣れた今では常にモードをSPORTS7に固定していて、ノーマルに戻すとクルマの反応が鈍くてイライラするぐらいだ。

使ってみて分かったのはスロットルコントローラーはスピードを出すためではなく、運転を楽にしてくれるアイテムで、アクセルを踏むという行為を大幅に軽減してくれる。自分のクルマに飽きたなぁと思った時に装着すると正しく生まれ変わって新鮮な気持ちを取り戻せるアイテムでもある。思っていた以上にオススメな製品です。

《text:藤澤純一》

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