早期の実用化を目指して、各社が研究開発に力を入れる自動運転車(ロボットカー)。この自動運転車に関して、米国の「ビッグ2」が提携する可能性が出てきた。
これは12月21日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「フォードモーターとグーグル(Google)が、自動運転車の分野で提携協議を進めている」と伝えている。
両社の提携協議の内容は、現状の研究開発の段階から、一歩先を見据えた内容である点が興味深い。
同メディアによると、グーグルの次世代の自動運転車を、フォードモーターが生産する方向で、協議が進められているという。
なお、この件についての公式発表は2016年1月4日、米国ラスベガスで開幕するCES16で行われる可能性がある。
《text:森脇稔》