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【デトロイトモーターショー16】メルセデス SLC に頂点「AMG43」…3.0ツインターボは367馬力

自動車ニュース

メルセデスAMG SLC 43全 10 枚写真をすべて見る

ドイツの高級車、メルセデスベンツは12月15日、『メルセデスAMG SLC 43』の概要を明らかにした。実車は2016年1月、米国で開催されるデトロイトモーターショー16で初公開される。

同車は、『SLK』の大幅改良モデルとして、同時に発表された『SLC』の頂点に位置する高性能グレード。従来の『SLK55AMG』の後継モデルとなる。

AMGのモデルに、「43」の名前が冠されるのは、初代『Cクラス』のAMG版、「C43」以来。「C36」の後継グレードのC43は、C36の直列6気筒エンジンをやめ、Cクラス初のV型8気筒エンジン搭載車として知られる。

メルセデスAMG SLC 43には、新開発の直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。SLK55AMGの5.5リットルV型8気筒ガソリン自然吸気エンジンに対して、排気量を一気に2.5リットルもダウンサイズ。それでいて、最大出力367hp/5500-6000rpm、最大トルク53kgmを獲得する。

トランスミッションは9速の9Gトロニック。0-100km/h加速は4.7秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力を持つ。もちろん、サスペンションやブレーキなど、足回りは強化。内外装もAMG流儀のスポーツ性が表現されている。

《text:森脇稔》

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