2世代目にフルモデルチェンジしたBMWの『X1』。2010年にFRレイアウトをベースに登場したX1だが、2世代目はFFベースになったことが一つの特徴だ。
BMWの『2シリーズ』や新型の「MINI」と同プラットフォームを採用することにより、室内空間を大幅に拡大。先代モデルと比べ、後席のニールームを66mm拡大した他、ラゲッジルーム容量は85リットル拡大し505リットルのスペースを確保。2列目シートを倒せば、最大1550リットルの荷室も確保できる。
ボディサイズは、ルーフラインを高く、全長を短くすることにより、より取り回しやすいプロポーションになった。スペックは全長4455×全幅1820×1610mm、ホイールベースは2670mm。
パワートレインも、新たに1.5リットル直列3気筒ターボエンジンをエントリーモデルに設定。さらに192psと231psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボも用意している。エントリーモデルの「sDrive18i」はFF仕様のみ設定されるが、「xDrive 20i」と「xDrive25i」は4WD仕様となっている。
《text:太宰吉崇》