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フィアット 124 スパイダー、高性能な「アバルト」計画か

自動車ニュース

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11月中旬、ロサンゼルスモーターショー15で初公開された新型フィアット『124スパイダー』。同車に、高性能版の「アバルト」が設定される可能性が出てきた。

これは、『オートモーティブニュース』が伝えたもの。同メディアの取材に応じたアバルトのマーケティング責任者、Fabrizio Simoni氏は、新型124スパイダーにアバルト版の開発計画があることを明かしたという。

「サソリ」のエンブレムで知られるアバルトは、フィアット車をベースにした高性能モデルを手がけている。現行ラインナップでは、フィアット『500』をチューンした「595」、「695」が存在する。

ところで、新型フィアット124スパイダーには、フィアット製の1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「マルチエア」を搭載。このエンジンは、欧州仕様と北米仕様で、出力が異なる。欧州仕様の場合、最大出力は140hp、最大トルクは24.5kgm。一方、北米仕様では、最大出力が160hp、最大トルクは25.5kgm。北米仕様は欧州仕様に対して、20hp、1kgm上乗せされている。

現時点では、新型124スパイダーのアバルト版の内容は公表されていない。最大出力140-160hpと、やや控えめなスペックのベース車両を、アバルト・マジックが刺激的なパフォーマンスに変身させるのは、間違いないだろう。

《text:森脇稔》

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