11月1日(日)に大阪府の南港ATC(ピロティ広場)で開催された「まいど大阪秋の車音祭」のレポート3回目です。
TOYOTA ヴァンガード(オーナー/萱場徳克さん)by クァンタム
カーオーディオコンテストで数々の実績を持つ茨城県のクァンタムからエキスパートクラスにエントリーした萱場さんのヴァンガード。ソースユニットはcarrozzeria X RS-D7Xlll+RS-P99Xとし、1000RSの3way+サブウーファーをRS-A09X4機でドライブするシステム。完成されたシステムなのだが、非常に熱心なユーザーさんで今回も高価な音質アップパーツを搭載。そのアイテムの効果は大きく、ダイナミックレンジとS/Nが大きく向上し音楽の細部をさらに正確な再生を行っていた。
BMW 325(オーナー/鏡原 崇さん)by ウイニング
滋賀県の名店ウイニングからサウンドAクラスにエントリーした鏡原さんのBMW。ソースユニットはHi-Fiオーディオ最高峰であるcarrozzeria X RS-D7Xlll+RS-P99Xのコンビに、根強い人気を誇るディナウディオ エソタ2の3way+サブウーファーを最強クラスのドライブ力を持つBRAX MX4を2機使用するシステム。調整力に大きく左右されるスピーカーなのだが、キリッと締まって透明感のあるサウンドが非常に心地よく、細部の表現まで丁寧にそつなくこなしているのが好印象であった。
LEXUS GS450h(オーナー/高橋伸明さん)by アミューズ
広島県のアミューズからサウンドBクラスにエントリーした高橋さんのGS450h。ソースユニットはBEWITH MM-1D+AZ-2の組み合わせで、DIATONE DS-SA3をBEWITHのパワーアンプで駆動するシステムとなっている。BEWITHとDIATONEの組み合わせは非常に珍しいのだが、しっかりと互いの特長が良い方向で出ている。BEWITHが持つ繊細でクリアな再生力、DIATONEの強く濃密で腰の据わった音調が見事にミックスされた高レベルなクルマであった。
HONDA オデッセイ(オーナー/高本芳行さん)by トゥルース
広島県のトゥルースから評論家クラス、ファーストAクラスにエントリーした高本さんのオデッセイ。ソースユニットはHi-Fiオーディオの定番であるcarrozzeria DEH-P01とし、グラウンドゼロの3way+サブウーファーを同ブランド最高峰パワーアンプであるリファレンスシリーズでドライブする。美しいラインで成形されたAピラーが非常に目を惹く造りで、角度もしっかりと調整され音質アップに寄与している。全帯域をしっかりと鳴らす音調は音楽を非常に楽しく聴かせてくれるクルマであった。
TOYOTA エスティマ(オーナー/阪本真行さん)by K2
大阪府の老舗ショップK2からサウンドB/サウンドCクラスにエントリーした阪本さんのエスティマ。ソースユニットは根強い人気の高性能ソースユニットであるcarrozzeria DEH-P01を使い、同ブランド最高峰スピーカーであるTS-1000RSシリーズの3wayスピーカーを装着する。色付けの無い素直でクリアな音質で、広いダッシュボードを目一杯使ったステージがスケールの大きさを感じる。低域から高域まで奥行き感もあり、音源に含まれている要素をしっかりと再生していると感じるシステムであった。