大阪と名古屋でアストンマーティンディーラーを展開する八光カーグループは12月4日、インテックス大阪で開幕した大阪モーターショーに、アストンマーティンの最新モデル2台を出展した。
八光カーグループは11月に開催された名古屋モーターショーに、同ブランド最強モデルで限定車の『ヴァンテージ GT12(トゥエルブ)』、そして『DB9 GT』、『ラピードS』の3台を出展しているが、今回の大阪モーターショーでは、フラッグシップモデルの『ヴァンキッシュ』、そしてラピードSの2台を出展した。
ヴァンキッシュは、最高出力576ps、最大トルク630Nmを発揮する自然吸気6.0リットルV型12気筒エンジンを搭載し、0-100km/h3.8秒、最高速度323km/hを誇る “究極のアストンマーティン”。トランスミッションはタッチトロニックIIIと呼ばれる8速オートマチックを採用している。獰猛な性能と共に、アストンマーティンの頂点にふさわしい洗練された内外装や走りを備えるのがヴァンキッシュの特徴だ。
ボディストラクチャーは、航空機と同じ接着技術を使ったアルミニウム合金製で、ヴァンキッシュの場合、ボディ外板は塗装されている部分を含めて、すべてカーボン製になる。カーボン製ゆえに可能な抑揚の深いボディパネルや、トランクリッド一体型リアスポイラーなどの形状がショーでの見どころだ。
《text:丹羽圭@DAYS》