スウェーデンのボルボカーズは、ロサンゼルスモーターショー15において、『コンセプト26』を初公開した。
コンセプト26は、将来の自動運転車のインテリアを提示したモックアップ。「26」とは、毎日の平均通勤時間が26分であることを反映したもの。ボルボカーズによると、この26分を、ストップ-ゴーを繰り返す以上の意味ある時間に変えたいとの思いを込めたという。
全ての新しい特許シート設計をベースに開発。それは変化する過程において、ドライバーに、運転、創造、リラックスの3種類のモードの一つを提供する。これらの3種類のモードとともに、コンセプト26は新たなニーズと技術に適合できる自動運転の革新的プラットホームを作り出す。
ドライバーが運転を車任せにしたいと思えば、ステアリングホイールは格納され、シートは後方に倒れる。そして、ダッシュボードから大型ディスプレイが現れ、ドライバーは車内で好きな時間が過ごせる。コンセプト26は、自動車のインテリアの基本デザインを大きく変えるという要望に応えるとともに、乗員が望む空間を提供する。
《text:ショーカーライブラリー》