ドイツの高級車、BMWは11月20日、中国で開幕した広州モーターショー15において、『コンセプト コンパクト セダン』を初公開した。
同車は、コンパクトセグメントにおけるBMWの将来の4ドアセダンの可能性を提示したコンセプトカー。小型ボディでありながら広い室内空間を備え、BMWらしいスポーティな走行性能も備えた1台となる。
また、中国市場においては、小型のプレミアムカーの需要が拡大中。中国の若い顧客を意識して開発されたのが、コンセプト コンパクト セダンとなる。
外観は、傾斜したボンネットや長めのホイールベース、やや後退させたグリーンハウスなどが特徴。キドニーグリルをはじめ、BMWを構成するデザイン要素を盛り込む。
室内は、コクピットがドライバー重視のデザイン。シートにはナッパレザーを使用し、ダッシュボードにはウッドやアルミを配した上質な空間とした。最新のインフォテインメントシステムも装備されている。
《text:森脇稔》