韓国キアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は11月12日、次期『カデンツァ』(CADENZA)のイメージスケッチを公開した。
初代カデンツァは2009年10月、韓国で発表。キアモーターズのフラッグシップサルーンで、親会社のヒュンダイの『アゼーラ』と、車台やメカニズムを共用している。
カデンツァのボディサイズは、全長4945×全幅1850×全高1475mm、ホイールベース2845mm。フロントには大型メッキグリルを装着。ヘッドランプやテールランプには最新のLEDテクノロジーが導入された。
複数のエンジンの中で、ガソリンのトップユニットが、直噴3.3リットルV型6気筒。最大出力は293ps/6400rpm、最大トルクは35.3kgm/5200rpmと、同社のV6としては、史上最強。トランスミッションはマニュアルモード付きの6速ATを組み合わせる。
11月12日、キアは次期カデンツァのイメージスケッチを公開した。実車は2016年の発売を計画。キアは、「新型が、デザインとインテリア品質の新たな基準を打ち立てる」とコメントしている。
《text:森脇稔》