三菱自動車は、トールワゴンタイプの軽自動車『eKカスタム』を大幅改良した。フロントデザインの変更や、燃費性能の向上を行っている。
今回の改良の特徴のひとつは、フロントマスクに「ダイナミックシールド」を採用したことだ。ダイナミックシールドは、三菱の新しいフロントデザインコンセプトとして、『アウトランダー』で初めて市販車として導入された。バンパーセンターはグロスブラック、左右にLEDイルミネーションを配置し、クロームメッキで縁取り、スポーティでアグレッシブなデザインとした。
安全装備では、従来の「e-Assist」が「Safety Package」に改称され、低車速域衝突被害軽減ブレーキシステムに加え、オートマチックハイビームやマルチアラウンドモニターが追加された。
NAエンジンは、フリクションの低減と同時にCVT制御を見直し、30.4km/リットル燃費(JC08モード)を達成。ターボ車は、オートストップ&ゴー(アイドリングストップ)とアシストバッテリーを新たに採用し、26.2km/リットル燃費を達成している。
《text:太宰吉崇》