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VWのデザイントップ、ワルター・デ・シルバ氏が退職へ

自動車ニュース

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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは11月6日、同グループのデザインを統括するワルター・デ・シルバ氏が、11月末をもって退職すると発表した。

ワルター・デ・シルバ氏は1951年、イタリアに生まれ、現在64歳。1972年、フィアットでデザイナーとしての仕事を開始。1986年には、アルファロメオに異動し、1998年までデザイントップを務めた。1997年には、アルファロメオ『156』のデザインを担当。

1998年、フォルクスワーゲングループ傘下のセアトのデザイントップに就任。2002年には、アウディに異動。6世代目の『A6』をはじめ、『A5クーペ』のデザインを手がけた。

2007年には、フォルクスワーゲングループのデザイントップに就任。グループの全ブランドのデザインを統括する立場にあった。

11月末をもって、ワルター・デ・シルバ氏は、フォルクスワーゲングループを退職。その後も相談役として、フォルクスワーゲングループに助言を行うとしている。

《text:森脇稔》

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