MITSUBISHI・ランサーエボリューションワゴン
(オーナー:今田光彦さん)
by マイスター 安城店
ユーザーカー部門 Pioneer carrozzeriaXシステムclass
ランサーエボリューションワゴンで参加した今田さん。愛車に搭載しているシステムは以下のとおり。ソースユニットがカロッツェリアX・RS-D7XIII、プロセッサーが同・RS-P99X、パワーアンプが同・RS-A99X×2台。スピーカーはカロッツェリア1000RSシリーズで統一している。調整においては、課題曲「Dance Me To The End Of Love」では、中域の解像度を高め、低域の量感を整えることでボーカル周りの余韻の広がりを表現し、「春の祭典」では、空間のスケール感の再現などに留意したという。
実際に聴いてみると、確かにボーカルの余韻が好印象。その上でバックの楽器の音の輪郭がシャープで、サウンドが明瞭。中・高域の厚みも心地良かった。
TOYOTA・プリウスα
(オーナー:山根謙治さん)
by サウンドステーション ジパング
ユーザーカー部門 オールPioneerシステムclass(X以外)
コンテストの2週間前にケーブルを入れ替えたばかりという山根さん。搭載システムは、ソースユニットがカロッツェリア・DEH-P01、パワーアンプがカロッツェリアX・RS-A99X×2台、ツイーターがカロッツェリア・TS-T1RSII、ミッドウーファーが同・TS-M1RSII、そしてサブウーファーが同・TS-W1RSIIという構成だ。「Dance Me〜」では、シンガーの妖艶でエキゾチックな雰囲気等を大事に、「春の祭典」では、曲のバックボーンを意識しながら調整したとのことだ。
そのサウンドは、低域の伸びやかさとドライブ感に特長があり、全体的にもレスポンスが速く躍動感たっぷり。その上で解像度が高くきめ細やか。生き生きとした音だった。
TOYOTA・プリウス
(オーナー:出本幸久さん)
by カーオーディオスタジアム
ユーザーカー部門 Hi-end メモリーメディアclass
愛車・プリウスにフル・ビーウィズのシステムを搭載している出本さん。構成は以下のとおり。ソースユニットが、MM-1Dサンライズ、プロセッサーが、AZ-1ccサンライズ、そしてパワーアンプがP-1サンライズ×6台、そしてフロント2ウェイ+サブウーファー×2発をコンフィデンスIIサンライズで統一するというそうそうたる布陣。音創りのコンセプトは、「各楽器の素材感や位置関係、スケール感の忠実な再現」、さらには「自然な音色も目指した」とのことだ。
聴いてみると、全体的にヌケが良く、見通しの良い音だと感じた。低域には温かみがあり、高域の解像度も十二分。リアリティも満点でハイレベルなサウンドを堪能できた。
DAIHATSU・テリオス キッド
(オーナー:堀田雅雄さん)
by M.E.I.
ユーザーカー部門 Hi-end CDメディアclass1
堀田さんはテリオス キッドで参戦。使用ユニットは、ソースユニットがカロッツェリアX・RS-D7XIII、プロセッサーが同・RS-P99X、パワーアンプにはアークオーディオの4200SE-Trad×2台と2300SE-Tradを採用し、フロント3ウェイ+サブウーファーはすべてモレルで統一していた。取り付け面では、オリジナルパッシブネットワークや、車内音響改善等、アナログ的なチューニングにこだわっているという。サウンドコンセプトは「ストレスのない自然な音、楽しくなる音、聴き飽きない音」とのことだ。
実際に聴いてみると、ピアノのハリ、ツヤ、そしてドラムのレスポンスの速さがまずは好印象。そして音に芯があり、響きも自然。ゆったりと浸っていたくなる音だった。
SUBARU・インプレッサ
(オーナー:松村 厚さん)
by サウンドステーション ガレージ ショウエイ
ユーザーカー部門 Hi-end CDメディアclass1
松村さんはインプレッサでエントリー。搭載しているシステムは以下のとおり。ソースユニットがカロッツェリアX・RS-D7XIII、プロセッサーが同・RS-P99X、パワーアンプは同・RS-A09Xを5台積んでいる。フロント3ウェイ+サブウーファーはすべて、M & M DESIGNで統一。「音楽的レイヤーの表現」をテーマに、スムーズでナチュラル、「解像度」「広いレンジ感」「音楽の持つ空気感」の表現を目指して調整したという。
そのサウンドは、「Dance Me〜」では、ローエンドの伸び、帯域バランスの自然さ、そしてステージの立体感が印象に残った。「春の祭典」では、音の細やかさ、倍音の多さ、そして音色の上質さに魅了された。
TOYOTA・ヴェルファイア
(オーナー:西田晃一さん)
by BREEZE
ユーザーカー部門 Hi-end メモリーメディアclass
西田さんのヴェルファイアには、次のようなシステムが搭載されていた。ソースユニットがビーウィズ・MM-1、プロセッサーがヘリックス・DSP-PRO、パワーアンプにはロックフォード・T600-4×2台+同・T2500-1BD、そしてフロント3ウェイにはスーパーハイエンドブランド、RSオーディオのマスター3を、サブウーファーにはヴァイブオーディオをチョイスしていた。サウンドコンセプトは、「伸びやかな中低音、ハリのある音」等。サブーウーファーは薄めに使い、じわっと効かせているとのことだった。
その音は、ハリ、ツヤ、そして芯があり、RSオーディオらしい正確さが光っていた。低域のパワー感、ドライブ感も心地良かった。