2015年4月12日(日曜)、群馬県・群馬サファリパーク第2駐車場にて、『ACM IN GUNMA』(主催:Garage-A/Js Custom Design/イース・コーポレーション)が開催された。このイベントは、イース・コーポレーションが主催する『ACG』のスピンオフ的なもの。今回は、サウンドコンテスト、ドレスアップコンテスト、それぞれが盛大に行われ、合計で200台近いエントラントが集結した。会場は桜が満開。天気も上々で、“楽しいカーオーディオの祭典!”という副題のとおり、エントラント & ギャラリーの笑顔が絶えない、充実した会となっていた。Mycar-lifeでは、登録ショップからの参加車両の一部を、今週より3回にわたってご紹介していく。
HONDA オデッセイ
(オーナー:湯浅卓也さん)
by Garage A
フロント4ウェイ+サブウーファーという圧巻のスピーカーレイアウトを構築し、かつ、パイオニア・ステラノーバを使用しての“ワイヤレス・ハイレゾ再生”も可能とする先進システムを搭載した注目マシン。フロントスピーカーは、フォーカルの3ウェイ(ツイーターはユートピアBe)にカロッツェリアのスーパーツイーターを組み合わせている。パワーアンプにはカロッツェリアX・RS-A99X×2台+カロッツェリア・PRS-D700×2台を採用。今後、音もカスタムも各所を煮詰めていく予定とのことだが、現状でもそのサウンドの情報量の多さは出色の出来。今後が大いに期待される。
MITSUBISHI・eKワゴン
(オーナー:近藤さん)
by カスタマイズファクトリーNACKS
超大物フルカスタム車両がイベントデビュー♪ ガワもインテリアもご覧のとおりのハイレベルな1台。オーディオシステムも豪華。サイバーナビをヘッドユニットに、ロックフォードのプロセッサー・3SIXTY.3を組み合わせ、パワーアンプには同・パワーシリーズの上級モデルを計3台採用。フロントスピーカーにもロックフォードのフラッグシップモデル、T5を2セット使用している。外向きスピーカーには、20cmコアキシャルを4セット投入。トルネードを思わせる、角度を付けてのインストールが光る。リアからフロント、天井まで、カスタムに連続性がある点も見どころだ。
TOYOTA・ハイエース
(オーナー:亀山和彦さん)
by to be Style
2週間前にフロントスピーカーを入れ換えたばかりという亀山さんのハイエース。冬にはスノボを積んでゲレンデに通うということで、積載性を十分に確保した上でオーディオをインストール。システムはフル・ビーウィズ。ヘッドユニットがMM-1D、フロントスピーカーがコンフィデンス ビアンコフジ、サブウーファーがアキュレート×2発、プロセッサーがステイト、アンプにはR-107Sを5台使っている。J-POPをメインに聴いているとのことだ。そのサウンドは、とにかく耳当たりの心地良さが印象的。そして各楽器の音色がリアル。きめ細やかで、暖かみのある音だった。
HONDA・オデッセイ
(オーナー:鈴木春美さん)
by lc sound factory
渋く抑制の効いた、それでいてパンチあるカスタムが展開されている鈴木さんのオデッセイ。システムは、ヘッドユニットがカロッツェリア・DEH-P01、それ以外はすべてロックフォードで、フロントスピーカーがパンチプロ×2セット、サブウーファーにはT0の12インチモデルを4発採用。パワーアンプは計4台使用し、すべてロックフォードの最上位シリーズ、パワーシリーズで固めている。低音を強化しつつ、コンサート会場のPAスピーカーから聴こえてくるような臨場感あるサウンドを目指しているとのこと。確かに、ステージが広くサラウンド感も満点。ヌケの良さも光っていた。
TOYOTA・プリウス
(オーナー:岩佐康範さん)
by Proshop vogue(ヴォーグ)
6年がかりでコツコツとここまでに仕上げたというプリウスで参加した岩佐さん(写真は息子さん)。解像度が高く、かつ芯のある音を目指しているとのことだ。オーディオは、ビーウィズのユニットでフルシステムを構成。ヘッドユニットがMM-1D、プロセッサーがAZ-1CC、フロントスピーカーとサブウーファーには、珠玉のユニット、コンフィデンスIIを採用している。オーバーヘッドには音質向上のためのこだわりアイテムもセット。聴かせていただくと、まずはボーカルのハリとツヤが印象的。かつリアル。そしてS/Nが高く、繊細。上級なHi-Fiサウンドが再現されていた。