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不定期・気分次第連載 ゆるゆるMycar-lifeデモカー製作記 #13: ついに念願の機種変更!

カーオーディオデモカー製作記

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地味に期間が空いたMycar-lifeデモカー製作記。真面目にコツコツと積み重ねた結果…ついにサウンドナビ90PREMIに機種変更! 

これは嬉しい、本当に嬉しい。90PREMIが発売されて、Mycar-lifeで取材をした時に行った80PREMIとの比較試聴で驚くような進化を体感させてくれた90PREMIは、ナビを中心としたオーディオシステムとして他機種の追従を許さない製品に仕上がっていた。各地イベントでも搭載車両が増え続け、見るたびに羨ましいなぁと眺めていた日々…やっと想いは成就しました。

せっかくだから試してみよう♪



80PREMIと90PREMIの大きな違いはいくつかあるが、その中の1つに『高純度銅7Nケーブル採用電源・スピーカーハーネス』がある。90PREMIでは標準搭載だが、80PREMI以前では20,600円でオプション購入できる製品なのだが、試聴室で行ったテストでは標準ケーブルと高純度銅7Nケーブルでは非常に大きな違いを感じた。では実際にクルマで使ってもその大きな違いを体感出来るのか? せっかくの機会なので90PREMIに交換したい気持ちを抑えてテストをしてみた。テストの方法は単純で、現状使用している80PREMI+標準ケーブルを調整データはそのままの状態で80PREMI+高純度銅7Nケーブルに仕様変更する。Mycar-lifeデモカーは外部アンプ仕様なので、バッテリー・ACC・グラウンドの3本が高純度銅7Nケーブルになるということで、たった3本の配線が変わるだけでどれぐらいの違いがあるのだろうか。

聴き慣れたクルマだからこそ分かる違い

普段同様、USBに入っている音源から選んで再生したのだが、曲が始まるちょっと手前の無音時点で『あれっ!?』と変化を感じる。元から雑音があったわけでは無い。しかしケーブルを換えた事により変な言い方にはなるが無音の質が上がっている。そこから曲が始まると更に驚く。音の力強さが格段に増してグイグイと前に出てくるのだ。しかもその音に乱雑さはなくエッジの立った高解像度なサウンドに変貌。たった3本の電源配線が変わっただけで音の質が2〜3段階上がったと思える。MyUSBに入っている色々なジャンルを聴いてみたが、当然ながらどの楽曲でも大きな変化が感じられ、音が誇張されて感じる変化ではなく音の質が上がった事で感じる変化だと再確認。内蔵アンプシステムであればスピーカー線も高純度銅7Nケーブルとなるのでもっと大きな変化が感じられるであろう。これだけの変化を感じられる20,600円の製品は滅多に無い。サウンドナビユーザー全員に強くお奨めする製品だ。

そして流行りの製品も試してみよう



サウンドナビやcarrozzeria DEH-P01のRCA出力ハーネスを高品位なケーブルに換える製品が流行っている。今までは何の疑いもなく純正ハーネスを使用していたのだが、よくよく考えれば高級なRCAケーブルを使っていてもソースユニットから出力される時は純正ケーブルを通ってからRCAケーブルに行くわけだ。だったら純正ケーブルをハイエンドなケーブルにすれば音質向上になるのでは? が具現化されてオーディオテクニカ・M & Mデザインの2社から発売されているのだが、今回M & Mデザインからテスト品として製品を借りることが出来たのでこの機会に試してみる。お借りしたのはサウンドナビ専用ハーネス『MR-5000』で、発売以来非常に高い評価を受けている同社RCAケーブルのSN-MA5000と同じ線材を使用した希望小売価格50,000円(税別)という製品だ。

配線の大切さを実感するテスト

先に結果をご報告。アンプを換えたのか? と思えるぐらいに違う。セパレーション、立体感、密度という音の質に関わる重要な要素が大きく向上する。音が出たときの第一印象は正直『あー良くなったなぁ』という感じで派手さは無い。噛めば噛むほど味が出るみたいに、聴けば聴くほど凄さを知る。よくあるのが何かを換える事で質は同等か下がっていても音の色付けが変わり、良くなったと感じてしまうパターン。しかしこの製品はとにかく質を高めて音楽の姿を正確に、高品位に音楽を奏でてくれる印象。高純度銅7Nケーブルと同様に値段以上の価値が確実に感じられる優れた製品だ。

《text:藤澤純一》

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