群馬県に居を構えるHi-FiカーオーディオプロショップBeyondは2009年7月にオープンした知名度を高めている新鋭ショップ。
今回オープンから3ヶ所目となる店舗で装い新たにリニューアルオープンした。東日本のプロショップには珍しく、関西圏のカーオーディオコンテストにも積極的に参加して結果を残している実力ショップ。イメージカラーのオレンジと白を組み合わせた外観と店内は明るい清潔感があって非常に居心地良いスペースに仕上がっている。
代表の塩谷氏は元々クルマの電装系を中心とした会社で11年働いた後に一大決心をして大好きであったカーオーディオプロショップをオープンさせた。まさしくゼロからのスタートであったが自分がカーオーディオを楽しみ、その楽しみをお客様に伝えて一緒に楽しむ事を考えて丁寧な仕事をこなす日々が続いたそうだ。そういった積み重ねを続け、自分自身は当然の事、お客様にも満足して貰っている音がどのように評価されるのかを知るために積極的なコンテスト参加をスタートする。結果が出ても出なくても評価されたポイントと指摘されたポイントを冷静に判断して積み重ねていくことで、自分のスキルと感覚を養い次に反映させていき常に進化している。そうすることで新たな発見があり、より良いと感じるサウンドに仕上がった時の感動が今でも一番楽しいそうだ。
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その積み重ねの成果もあり参加すれば入賞圏内で常に評価される様になっているのだが、それはそれで結果を出し続けないといけないというプレッシャーも感じる。お客様がお金を使って製作したクルマでダメな評価を受けて落ち込む姿は見たくない、だから自分に出来る事は現状に甘んじることなく勉強を続けてお客様に満足してもらう事は当然の事で、コンペの楽しさを身をもって体感してもらう事も目指している。それはハイエンドユーザーだけではなく、金額に関係無くカーオーディオを楽しんでもらい、コンペに興味があるお客様には積極的に参加を促して結果を出す。そこで得たノウハウを次のお客様に活かす好循環を続けていきたいと語ってくれた。
塩谷氏の目標は『群馬県のHi-Fiカーオーディオプロショップと言ったら真っ先にBeyondという名前を言って貰えるようになりたい。結果を出し続け、最高峰のコンテストであるパイオニアサウンドコンテストで入賞常連ショップになること』だそうだ。この情熱や向上心を持っていれば近いうちにその目標は達成できる可能性を感じるプロショップであった。
《text：藤澤純一》