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カスタム・オーディオマシン Special Feature !! #55: HONDA・ODYSSEY(オーナー・宮本典明さん) by S:iz(エスイズ)(前編)

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カスタム・オーディオマシン Special Feature !! #55: HONDA・ODYSSEY(オーナー・宮本典明さん) by S:iz(エスイズ)(前編)全 1 枚写真をすべて見る

抜群のルックスを携えた、カスタム・オーディオマシンを大フィーチャーしている当連載。

今週からは、岡山の人気ショップ、エスイズが製作したオデッセイをクローズアップ! ラゲッジを豪快に作り込んだハイ・インパクトな1台。見どころをじっくりと解説していく♪

快適なリムジン空間+豪快なラゲッジスペース!メリハリを効かせてギャラリーアピール!!

今週は全体的なコンセプト、およびラゲッジスペースのカスタムについて掘り下げていこうと思う。

ところで、このクルマのカスタムを解説していこうとするとき、“オーナーの情熱によって着実に進化を遂げてきた”ということは外せないポイント。いつかはエスイズでクルマを仕上げたいという思いでそのチャンスを伺っていたオーナーの宮本さん。そして念願叶いその時が訪れ、まずは外装とラゲッジスペースのカスタム(当初はフラットデザイン)に着手。それが約3年ほど前の話だ。


(サムネールはクリックで拡大。拡大後は写真右側クリックで進む:左側クリックで戻る)






オーディオラックの上部はブラックアウトし、LEDを強調。うねるようなデザインの中段は、白のスエードでフィニッシュ。コアキシャルスピーカーを2セット、そして中央にパワーアンプをフローティングさせてインストールしている。オーディオユニットはすべてロックフォード・フォズゲートで固めた。

それから1年経たないうちに、室内のリムジン化を敢行。セカンドシートを取り払い、オーディオを組み、ゴージャスなインテリアを作り上げた。

ラゲッジスペースを立体カスタムしたのは昨年の秋。段階を経てここまでのクルマに仕上げてきたのだ。最初の思いがブレることもなく、しかし慌てることもなく、しっかりとした足取りでクルマを成長させてきた。その気概にまずは敬意を払いたい。


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ラックのトップ部分に採用されたアクリルは、表面に凹凸のあるタイプ。光り方を独特に演出している。下部には、大胆に抜き加工を施したアクリルをセットして、アクセントを効かせてある。

カスタムのコンセプトはズバリ、“ギャラリーアピール”。いかに観る人の心に刺さるか、これをテーマにしている。特にラゲッジスペースのカスタムではそこを最重要視して作り込んである。室内は快適性を追求したカスタムスタイルなので、ラゲッジスペースに関してはとにかく目を引くことを優先。マルチカラーLEDを大胆にフィーチャーし、光と音とデザインを高次元で融合させ、インパクト絶大な完成度をゲットした。


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スピーカー周り、パワーアンプの下部にもアクリルをセットし、他と同じようにマルチカラーLEDを配してある。天井付近にはミニモニターを4枚セットしゴージャス感をブーストアップ♪

ちなみにこのラゲッジのデザインは、当初に作り込まれたフラットスタイルのフロアをベースにしている。最初に埋め込まれたエアサスタンクはそのままに、フロアの左右にインストールされていた外向き用スピーカーを取り外し、そこから柱を立ち上げて立体化しているという構造。そもそものデザインを3D化したようなイメージだ。まさに“成長するカスタム”の真骨頂がここにある。

その作りは大胆かつ繊細。リムジン空間を浸食しないように作られているので、スペースには限りがあるが、その中で、アクリルワーク、光りモノ、ファイバーワークなどなどテクニックを駆使し、広がり & 奥行きを感じさせるオーディオラックを完成させた。

さて、次週はリムジンスペースをクローズアップしながら、オーディオシステムの詳細をレポートする。お楽しみに♪

《text:太田祥三》

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