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北の地北海道でいい音を楽しむ!::なまらいい音祭り2014レポート

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北の地北海道でいい音を楽しむ!::なまらいい音祭り2014レポート全 1 枚写真をすべて見る

今年で5回目を迎えて北海道Hi-Fiイベントとして定着している『なまらいい音祭り2014』が4月20日(日)に出展台数増加に伴い例年から場所を変えてアクセスサッポロで開催された。広くなった会場に主催ショップである札幌の『サウンドWIT』『PIT TWO』、伊達市の『ZEPT』、旭川の『FIST』、富良野市の『サウンドファクトリー北央』が主催ショップとして開催し、主要メーカーのデモカーが一同に集まるイベントだ。その中からMycar-life編集部が取材したクルマをご紹介しよう。

BMW X6 by サウンドステーション SOUND Wit

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札幌市に店舗を構え、道内の輸入車ユーザーから絶大な信頼を集めているサウンドWITはX6に搭載したハイエンドシステム車を展示。ソースユニットはBEWITH MM-1Dで、同社プロセッサー BEWITHSTATE2機に接続。パワーアンプはブラックス MX4を2機使用して、フロントスピーカーにmorelの最高級機3way、サブウーファーにaudisonをチョイスしている。音のエッジがしっかりしていながら余韻は綺麗なグラデーションで消えていくのが好印象。ハイエンドな組み合わせでしか味わえない至高のサウンドであった。

MINI CROSSOVER by PIT TWO

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非常に高いオーディオ技術はもちろんのこと、タイヤ交換やアライメント調整、シート販売など道内トップクラスの実績を持つ札幌市のPIT TWOはMINI クロスオーバーを展示。ソースユニットはBEWITH MM-1Dで、同社プロセッサー BEWITHSTATEにダイレクト接続。フロント2wayで同社最高級スピーカーであるConfidence II Sunriseをアウターでインストールし、パワーアンプにA-110Sllを4機、電源強化にA-50Aを組み込んでいる。高精細・高解像度が特徴のBEWITHであるが、このクルマは良い意味で緩やかな華やかさを感じる。ケーブル類をM & Mに換えてさらにシステムの魅力が引き出されたそうだ。

VW JETTA by ZEPT

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オーディオの他にも電装関係やタイヤ交換、ホームオーディオまで手掛ける伊達市のZEPTはVW JETTAを展示。carrozzeria X RS-D7Xlll+RS-P99Xのハイエンド定番コンビに注目ブランドのフラックス3wayをアウターでインストール。サブウーファーにはコストパフォーマンスの高さで普及しているDIATONE SW-G50、そのスピーカー群を駆動するのが2機のPHD ART-4085だ。しっかりとした輪郭に密度の高い音調が非常に心地よく、力強さと繊細さが見事に両立されたクルマであった。

Audi A3 by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST

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道内でカーオーディオのみならずホームオーディオでも大きな実績を誇るFISTはAudi A3を展示。ソースユニットは音の良いカーナビゲーションとして地位を確立したDIATONEサウンドナビ80PREMI。フロントスピーカーには同社エントリースピーカーであるDS-G20をアウターでマウントし、サブウーファーにSW-G50をインストール。スピーカーを駆動するのは2機のPHD ART-4085だ。優れたトーンバランスで密度がありスピード感も抜群。搭載ユニットに高い相性の良さを感じるクルマであった。

NISSAN セレナ by DIATONE

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高音質ナビとして圧倒的な支持を受けているDIATONEのデモカーはビギナーシステムからバランス良く発展させたシステムを搭載したセレナを展示。ソースユニットはサウンドナビ80PRMEMIで内蔵アンプを使ってDS-G20をトゥイーターはアタッチメントを使ってAピラーに、ウーファーはドアにインナーでインストール。ラゲッジに箱置きでサブウーファーのSW-G50を設置し、助手席下にロックフォードのモノラルパワーアンプP300-1で駆動する。軽快なリズムで音離れが良く優れたトーンバランスを誇り、内蔵アンプの高い能力が存分に発揮されていると感じたクルマであった。

Audi A6 Avant by イースコーポレーション

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日本最大のカーオーディオ輸入商社であるイースコーポレーションが展示していたのはサウンドWITが製作したA6 Avant。ソースユニットは純正ナビゲーションにaudison Bit Oneの組み合わせで、ロックフォードのハイエンドスピーカーであるJ5アウターでマウント。ラゲッジには最低域を支えるサブウーファーT0D212に、スピーカーを駆動するパワーアンプT600-4/T600-2/T1500bdCPが設置されている。輪郭のハッキリした密度感ある音調で奥行き表現もしっかりしている。立ち上がりのスピードや残る余韻の綺麗さが印象に残るクルマであった。

Mercedes Benz C180 by BEWITH

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日本発のハイエンドカーオーディオブランドとして世界的に認知されているBEWITHからは同社ユニットを組み合わせたビギナーシステムのC180を展示。ソースユニットは世界初のメモリーメディアプレイヤーとして進化を続けているMM-1Dを音響特性をコントロールするプロセッサーであるBEWITHSTATEへダイレクトに接続。小型モノラルパワーアンプであるR-107S5機をエントリースピーカーであるBe FITの2way+SWで構成されたシステムだ。素軽く立ち上がってくる音場は非常に心地よく、音楽の一部分を強調せずに全てがナチュラルな音調。同社エントリークラスでありながら非常にハイレベルなバランスを誇るクルマであった。


クルマを楽しむ、欧州車を愛する仲間達

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会場の外では有名SNSサイトでメンバー数160人を越える欧州車大好きなグループ『C4』のオフ会も開催されていた。欧州車であれば車種やカスタムレベルなど関係無く、欧州車を愛する人なら参加可能なコミュニティーだ。当日も40台近い台数がプチツーリング & オフ会という流れで集まっていて、クルマを楽しむ・ドレスアップを楽しむ・オーディオを楽しむと多彩な楽しみを仲間同士で共有していた。こういった交流が増える事でクルマを楽しむユーザーが増えて欲しいと切に感じるオフ会であった。

《text:藤澤純一》

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