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プロショップに訊く! 10万円で始めるカーオーディオ実践指南! #2: ウェイブトゥポート

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先週からスタートした当コーナー。カーオーディオビギナーに向けて、カーオーディオの始め方、面白さ、楽しむためのキモを、実践的に解説していこうとするコーナーだ。

「10万円で始める」をキーワードに、具体的な推奨プランをご紹介していく。今週は鳥取の名店、ウェイブ トゥ ポートの山本さんにお話を伺った。

ところで、ウェイブトゥポートでは、エントリー向けのプランとして、5~6万円のスピーカー+デッドニング、というセットを用意しているが、今回は当コーナーのために、それ以外のプランを考えていただいた。

まずは、今現在AV一体型のカーナビを使っている人に向けたプランとして、『デッドニング+パワードサブウーファー』というプランを提案していただいた。『デッドニング+パワードサブウーファー』というやり方でも、初めてのカーオーディオとして、楽しさが十分に味わえる、とのことだ。

特に若い世代の中には、低音をもっとしっかり鳴らしたいと思う人が多いという。そういう人が純正システムで音楽を聴くとき、トーンコントロールの「バス」を上げて聴いていると思うが、純正システムでそれをやると、ボリュームを上げたときどうしても音が歪みがちに…。

そこにパワードサブウーファーを加えることで、悩みは解消! 低域がパワフルでかつ鮮明に、さらには中・高域まで伸びやかに聴こえるようになる、とのことだ。


(サムネールはクリックで拡大。拡大後は写真右側クリックで進む:左側クリックで戻る)




パワードサブウーファーでおすすめなのは、TS-WX910A(定価:5万7750円)や、TS-WX77A(4万2000円)あたり。これらより廉価なモデルもあるが、しっかりした低音をお望みで、かつシステムアップしていったときでもある程度まで使っていけるものを、と考えると、このクラスのものがおすすめ、とのことだ。

そして10万円から余った予算で、フロントドアのデッドニングを行う。純正スピーカーであっても、デッドニングをすることにより音質アップは十分見込める、とのこと。それだけクルマのドア内部は、オーディオ的な環境が劣悪、というわけだ。デッドニングを行うことで、コンディションを整え、音質アップが図れるのである。

さて、もしアナタのクルマがオーディオレスだった場合は…。

その場合なら、推奨プランは2つ。一点豪華主義で、センターユニットに予算をすべて注入するプランか、そこそこのセンターユニット+1万円台のスピーカー+デッドニング、というプラン、以上の2つだ。


前者は、のちのちのシステムアップまで見越したプランだ。カロッツェリアのDEH-P01(価格:10万5000円)なら、アンプも同梱になっているので、いきなりハイエンドセンターユニットと外部アンプを足したような状態に持っていける。スピーカーが純正だったとしても音質向上をもたらしてくれる、とのこと。そして、良いモノを買ったという満足感も十分に味わえ、そして、将来的なシステムアップの夢も膨らむ。



後者のプランでは、低予算で本格システムを完成させられるということが大きなメリット。推奨のセンターユニットは、カロッツェリアのDEH-970(価格:3万6750円)、DVDも観たい(モニターは後から追加するとして)という場合なら、同じくカロッツェリアのFH-770DVD(価格:3万3600円)などのDVDも再生できるセンターユニット。このプランだと、システム全体をそっくり交換したという満足感が味わえる、というわけだ。

10万円の予算を計上すれば、いろいろな選択肢の中からカーオーディオを始めることができる。まずは低音から、という発想もありだし、一点豪華主義、廉価ながらシステム全体を交換する、などなど、いろいろと選べる。プランを練ること自体もカーオーディオの楽しみだ。ぜひぜひ、いろいろと想像して、自分の好みにあったスタイルで始めてほしい。

《text:太田祥三》

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