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【FLUX】ナチュラルサウンドが信条のジャーマンブランド【FLUX】(フラックス)日本発上陸! #1: 『FLUX』の素性に迫る!

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【FLUX】ナチュラルサウンドが信条のジャーマンブランド【FLUX】(フラックス)日本発上陸!全 1 枚写真をすべて見る

2012年9月、新たなカーオーディオ・ブランドが日本上陸を果たした。その名は『FLUX』。今回から4回にわたって、このブランドの特徴、ラインナップ、そして音質傾向までを解説していきたいと思う。

まずは、『FLUX』の概要からご紹介しよう。本拠地はドイツ南部のグンデルスハイム(ハイブロン郡)、創設からは50年以上が経過し、AUDI、BMW、メルセデス、フォルクスワーゲン、ベントレー、ランボルギーニなど、多数の自動車メーカーにスピーカーをOEM供給してきた。そこで培ってきた技術、徹底した品質管理を活かし、2002年に市販スピーカーのデリバリーを開始。ほどなくして、IASCAやEMMAといったカーオーディオ・コンペティションの優勝車両に搭載されているブランドとして『FLUX』の名前は全世界に浸透。アドバイザーに、指揮者として活躍しているクラウス・リンケル氏を迎えていて、「ナチュラルサウンド」を追求し、日々研究を重ねているブランドだ。


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ラインナップに大きな特長がある。用意されているグレードは全部で5つ。下から挙げていくと、「ベーシック」、「スピリット」、「マエストロ」、「マエストロ・コンペティション」、「リファレンス」、以上5シリーズを擁している。

そのすべてのシリーズに2ウェイ、3ウェイそれぞれのコンポーネントがラインナップしていることが、1つ目の大きな特長だ。エントリーユーザーでも比較的気軽に3ウェイを楽しむことができ、2ウェイでHi-Fiを極めたいと思っている人にも魅力的なブランドとなっている。


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さらに、ツィーター、ミッドレンジ、ミッドベース、パッシブクロスオーバーなど、それぞれユニットのみが単品でも購入可能であることが2つ目の大きな特長。後々の3ウェイ化が容易に行えるばかりか、ツイーター、ミッドベースも、それぞれを単品で購入し、徐々にグレードアップさせていく、という楽しみ方もできるのだ。

ちなみに、全シリーズとも、ミッドベースとミッドレンジの取り付け口径が同一。グレードを上げていこうとしたときの、インストール面での負荷が少ない。

また、ツイーターとミッドレンジは各シリーズとも1モデルずつだが、ミッドベースは2ウェイ用と3ウェイ用で計2モデルが用意されていて(「ベーシック」のみ、ミッドベースは1モデル)、同一グレード内でのミッドベース選びも楽しめる。


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価格は、「ベーシック」の2ウェイで3万8325円、3ウェイで6万5100円、シリーズが上がっていくごとに、2ウェイで、5万3550円、8万4000円、13万1250円、18万9000円、3ウェイで、8万5050円、13万1250円、19万9500円、29万6100円。

製品選びの楽しみの幅が広いばかりか、「システムを成長させていく楽しみ」も味わえる『FLUX』。ユーザーフレンドリーなブランドであることは間違いない。

さて、気になるのは音質傾向。次回からは試聴インプレッションを、詳しくお届けしていく。

《text:太田祥三》

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