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【ティーダ】Mycar-lifeデモカー企画 #18: いよいよ目前! コンテストに向けて最後の仕上げ

カーオーディオデモカー製作記

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今週金曜日に迫ってきたパイオニアサウンドコンテスト。つい先日まではあと一ヶ月だなと思っていたが、時はあっという間に過ぎていた。その間にユニットの追加や変更は無いが、空いた日にはクァンタムへお邪魔して土屋氏と調整について煮詰めていった。


何度も行われる調整、良いときもあれば前のメモリーの方が良い時もある。Mycar-lifeデモカーの方向性や実現性を細かく検証しながら作業は進んでいく。エントリーシートには各自でコンセプトを書く欄があって、配点が10点という大きな項目があり、狙いと実現度を正確に書かないと良い点数はもらえない。上位に行けば行くほど0.1点が大きく響いてくるので非常に悩む項目なのだ。デモカーが奏でる音と、書いたコンセプトが一致しているかどうか真剣に検証していく。その日はOK! となっても翌日に聴くと???が浮かぶことも多々。調整したから良くなった! という思い込みを捨てて冷静な判断が求められる。これが実は一番難しい。carrozzeria Xであればメモリーが何個も作れるので、切り換えることで前回との違いを把握することができるが、DEH-P01だとメモリーが一つしかできないので、記憶との比較となる。物事を線で考えるのが苦手なので非常に苦労したところだ。ただそういった苦労を知ったからこそ音に対して凄く勉強になったし、物覚えの悪い人間に対して何度も教えてくれた土屋氏に感謝。今日現在、その積み重ねのお陰で納得出来る仕上がりとなっていて、あとは審査を待つばかりだ。当然エントリーするからには最高得点を目指しているが、今までの事を考えると結果だけが全てじゃ無いとも思う。Mycar-lifeデモカーはエキシビションで参加するユーザー内蔵クラスの最後に点数が発表されることが正式に決定した。その点数を聞いたときに喜べるのかガッカリするのかを楽しみにしながら当日を迎えます。

《text:藤澤純一》

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