着々と進化を続けるMycar-lifeデモカーのティーダ。前回は車室内環境を整えるということでイースコーポレーションさんにご協力頂きルーフとフロントドアのデッドニング強化を行った。
その効果は非常に大きく停車時のノイズはもちろんのこと、走行中のノイズも大幅に低減して車室内は快適な環境になった。さて、この状態で5月20日(日)愛媛県で行われる『中四国オートサウンドコンテスト』に出場することも考えたが…出るからには結果が欲しい! という事でデモカー製作をお願いしているQUANTUM 土屋氏に相談すると
『デッドニングの効果は凄く高いね。車室内が静かになったし、出てくる音数が比べものにならないぐらい多くなってる。』
『純正ナビ+新RSの組み合わせを考えれば…限界に近いかな。この先を求めるならばやっぱり調整機能がしっかりしているcarrozzeria Xやcarrozzeria DEH-P01を装着するのが一番の近道だね。』
『予算が豊富な人ならばcarrozzeria X+外部アンプが良いと思うし、そこまでは…という人にはDEH-P01+付属アンプの組み合わせがいいんじゃないかな?』
『carrozzeria Xと比べて調整範囲は違うけど、かなり詳細な調整が出来るからガラッと変わってくるよ。』
なるほど。どちらにしろ純正ナビを外してヘッドユニットを入れることになるので、新たに社外品ナビを追加しなくてはならない。そうなると予算を考えるとDEH-P01が妥当と判断。社外品ナビはcarrozzeria楽ナビLite AVIC-MRZ09に決定! 注文を入れて後日作業を行って貰った。
施工日に合わせてディーラーからオーディオレスキットを購入して作業に入る。ティーダは2DINスペースに加えて1DINの蓋付きポケットがあるのでナビ+1DINヘッドユニットの装着が可能。しかも裏のスペースが非常に広いので配線も苦にならず作業は終了。ただ編集部 藤澤の手違いもあり、エアコン操作部との間に隙間が出来るという結果になったが、後日埋める作業を行うことにして土屋氏に調整をしてもらった。
レベル調整・タイムアライメント調整を入念に行い、最後の味付けとしてイコライザー調整を入れる。実際に試聴してみると…完全に世界が変わった、別物になったという表現。理路整然と整えられて広く奥行きを持ったステージ感に驚き、音数の多さに相まって艶やかな表現力に感動させられる。これが調整機能を持ったヘッドユニットの実力なのかと改めて感心させられる。そこには当然その調整機能を十二分に発揮させるショップの技術力も大きい。今回のステップアップはスピーカーの能力を大きく発揮させる結果となった。
さて、この状態で5月20日(日)の『中四国オートサウンドコンテスト』にエントリーするMycar-lifeデモカーは常時試聴可能状態で置いてあるので是非来場して聴いてみて欲しい。
《text:藤澤純一》