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【プロショップ訪問記】CAR-Fi<カーファイ>(神奈川県): 音も形も、お客さんの望むとおりに、キレイにカッコよく作りたい!

カーオーディオショップ訪問記

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【CAR-Fi<カーファイ>(神奈川県)】音も形も、お客さんの望むとおりに、キレイにカッコよく作りたい!

ACGをはじめ、さまざまなオーディオカーイベントやサウンドコンペに、「熱い」車両を持ち込む神奈川の有名店『CAR-Fi』(カーファイ)。お店の魅力を探るべく、移転リニューアルを果たしたばかりの新店舗を訪ねてみた♪





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代表を務める小金井さんが『CAR-Fi』をオープンさせたのは2001年。2011年の今年でちょうど10周年。歴史の長いお店と言っていい。ちなみに小金井さんは、お店をオープンさせる前、アメリカンブランドのカーオーディオユニットを輸入していた輸入代理店の営業マンとして活躍していた。そこに入社したのは1995年。なので、カーオーディオ業界に身を置いてすでに16年が経過している。

営業マン時代は、営業車に搭載するオーディオは自分でインストールしていた小金井さん。取り付け作業は好きだったという。しかし、取り付けよりむしろ、音調整のほうがさらに好きだった。当時は、音質コンペの「IASCA(アイアスカ)」や音圧コンペが盛んだった時代。関西エリアを担当していた小金井さんは、担当ショップからエントリーするクルマの調整を手伝い、そのクルマが入賞するようになるとますます音調整に、そしてコンペに熱くなり、勉強も重ねたという。


かくして、取り付けにも調整にも一応の自信を持てるようになったところで、ショップオープンを決意。しかし、すぐにお店をオープンせずに、1年間、関西の有名店で修行を積んだ。インストールも調整も分かっていたが、もっと基礎的なことを勉強しようと考えた。特に、電気的な基礎をしっかりと勉強したいと考えたという。この経緯を聞いただけでも、小金井さんのカーオーディオに対する真摯な姿勢をうかがい知れた。

こうして、満を持してお店をオープンさせた小金井さん。お店の特徴は何かと訊ねると「音や形は、こうでなきゃだめだ、というものを持っていないところかな」と答えてくれた。これは、信念がない、ということではない。むしろ逆。「お客さんが求める音を、形を作り出す」ということが信念なのだ。小金井さん自身、ストリート系のカスタムインストールもストックインストールも好きだし、音圧も音質も、どちらも好きだという。カーオーディオのすべてを肯定し、そして、お客さんがやりたいと思うことの手助けをしたいと考えている。


敢えて、コダワっていることを訊ねると「カッコ悪いインストールはしたくない」と即答。これはデザイン的な話しではなく、仕上がりのキレイさ。細かなところにレザーのシワがあったり、作りものに不必要な小さなすき間があったりすることは許せない。そのためには時間は惜しまない。商売ということを考えれば効率は大事だが、儲けよりもお客さんの満足度を優先しているのだ。いや、お客さんの満足度というより、小金井さん自身の満足度、という言い方もできるだろう。手を抜きたくない、というコダワリだ。これはお客さんにはストレートに伝わっているはずだ。だからこそ、一度『CAR-Fi』でインストールを頼んだお客さんは、以後も『CAR-Fi』を信頼し、そして常連となっていくのだろう。

自分のクルマをじっくりと作り上げたい方は、ライトなシステムをお望みの方も、ヘヴィなシステムをお望みの方も、音質派もカスタム派も、一度『CAR-Fi』に足を運んでみてほしい。丁寧に、そして望み通りにクルマを仕上げてくれること、ウケアイだ♪

《text:太田祥三》

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