話を引っ張って隠してきたドア・車室内の改造が無事間に合って一安心!
さすがに今回はヒヤヒヤした。加工を依頼したのはシート貼り替えやカーボン加工で有名な『Robson』で、ドアと車室内のウッドパネル部分にカーボン加工を行って雰囲気を劇的に変化させたのだ。実際に加工したパーツをMycar-lifeデモカーに取り付けてみた。
サウンドファナティックのルールではフロント・リアドアの装飾を審査する項目があるが、Mycar-lifeデモカーは10点中4点しか取れていない。そこで点数を上げるために加工を行ったわけだが、どうせやるなら派手すぎないながらもインパクトのある加工をと考えて赤いカーボンを選択した。赤といっても実際にはワインレッドに近いが、アダルトな雰囲気を持ちながらもインパクトある仕上がりになっている。
加工前のフロントドアは黒いレザーにバーズアイ、エンクロージャーも黒のバックスキンを貼っていたので全体的に真っ黒な印象だったが、バーズアイとエンクロージャー部分をカーボン加工することで雰囲気を大きく変える事ができた。
リアドアも同様にバーズアイ部分、アウターバッフル部分をカーボン加工している。審査で重要なリアドア部分を加工した事で点数にどれだけ跳ね返ってくるのか、今回一番楽しみな部分でもある。
審査には直接関係ないが、車室内の雰囲気を統一するためにセンタークラスターやエアコン周りのバーズアイ部分もカーボン加工を施した。ハンドルも含めて加工した事で全体の統一感を出す事ができ、加工前とは大きく違う印象を与えてくれる。
現在の時刻は9月2日(水)23時。この後は審査のキモとなる音響調整を行うのだが、Mycar-lifeデモカーを明日茨城県大洗からフェリーで苫小牧に送るので時間は限られている。可能な限り高得点を狙うため調整します!
《text:藤澤純一》